活動日誌

平成29年度成田市一般会計新年度当初予算案は608億円の積極編成!!

成田市議会の話

皆さんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。

 

いよいよ3月議会が開会しました。

平成29年度の成田市一般会計当初予算案は、前年比1.8%減の608億円、特別会計は1.3%増で合計約923億円。

人口13万2302人(1月末現在)の自治体としては他市を圧倒する驚異的な予算です。

 

平成21年4月から施行されている地方公共団体の財政の健全化に関する法律で公表が義務付けられている、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率はいずれも健全な数字を指しています。

 

成田市の27年度決算では、両赤字比率については黒字であるため判断外、実質公債費比率は6.7%、将来負担比率は61.5%で、いずれも基準値を大きく下回り、その他にも経常収支比率、公債費負担比率からも財政の健全性は伺え、財政力指数という、いわゆる「自治体のお金持ち度」を示す値も1.25と高い値を維持しています。

 

ですが、それぞれの指標の推移を確認すると国家戦略特区を活用した医学部誘致などに伴い、市債残高、将来負担比率の上昇や財政調整基金の減少が目につくことから、今後の財政運営については、来週から始まる代表質問で取り上げるべく準備をしています。

 

その一方で、歳出では大型事業・新規事業が目白押し。

流し見る限り、財政が豊かな成田市だからやってこられたような事業も多く見受けられます。

 

国が事業費の1/3などの補助金を用意しても、それに先立つ残りを予算を組むことができない自治体が多い中で、成田市は国の進める補助金を最大限活用、国家戦略特区をはじめ、農産物の輸出拠点化に伴う市場の移転など国の政策に大いに協力することができる「力=金」があります。

 

本日の施政方針演説において市長は「選択と集中」という言葉を使われており、まさにその通りだと思うのですが、潤沢な財政力を後ろ盾に編成された積極的な予算編成案にしか見えず、どのような事業が「選択」によって削減・見直し・廃止されたのか。

 

限りある予算が有効に配分されているのか、そして、削減された事業によって市民サービスの低下が生じていないのか。

 

などなど、様々な視点から新年度予算案を含む上程議案を審査していけるように、しっかりと準備して臨みたいと思います。

 

それではまた明日!

 

 

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千葉県議会議員

雨宮 しんご

Shingo Amamiya

  • 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
  • はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
  • 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
  • 千葉県立富里高等学校
  • ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
  • 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
  • 成田市議会議員 4期
  • 第41代 成田市議会議長
  • 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
  • 第33代 成田商工会議所青年部 会長
  • 成田青年会議所OB
  • 千葉県中小企業家同友会東総支部
  • 千葉県富里高等学校同窓会 会長
  • 中学校PTA会長
  • 日本サーフィン連盟公認インストラクター
  • 海上安全指導員
  • ※歴任を含む

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