活動日誌

18歳選挙権について考える

政治コラム

先月17日、選挙権を年齢20歳以上から18歳以上と改める法律が

成立しました。

 

施行は来年の参議院議員選挙になります。

 

世界に目を向ければ18歳以上に選挙権を与える流れが主流となって

きていること、そして、昨年成立した憲法改正国民投票法では投票権者を

満18歳以上としていますので、この流れは止まらないと思います。

 

当該法律が成立すると、高校三年生で誕生日が来た人から順番に

投票権が与えられることになります。

 

実のところ、同じ学年にもかかわらず投票権がある生徒と投票権のない

生徒が存在することは決して好ましいとは言えません。(教育上も。)

 

だからと、高校卒業後、19歳からにすべきだということで韓国は

そのように運用していますが、18歳以上とすべきという意見が

多数を占めたため、日本ではそうなりました。

 

先ほどの件に戻ります。

 

高校生三年生で誕生日を迎えた一部の生徒から順番に与え

られることになった選挙権。

 

気楽なブログ、一般質問でもないのに法律を引用することを

お許しいただいて。

 

教育基本法第14条第2項には教育の中立性が謳われているのですが、

そうした中において高校生に、果たしてどのような姿勢で、どのような

情報提供していけばいいのかというのは疑問です。

 

制度設計は後から。。。

 

となりそうですが、18歳から選挙権を行使できるようになるということは、

同時に主権者教育が必要になります。

 

どのような基準で候補者を選択すればいいのか。

政党というモノをどのように理解していけばいいのか。

・・・・。

 

そんな若者たちに将来を考えることができるのか。という批判もあるよう

ですが、個人的には、課題こそ多いものの、立場が人を作るという言葉も

あります。

 

自分たちの時代を自分たちで選択していく中で、戸惑い、失敗することも

あると思いますが、それでも前向きに、次の時代を切り開く権利を有する

ことをきっかけにして、より主体的に政治に、社会にコミットできることは

素晴らしいことだと思います。

 

個人的には選挙権だけではなく、被選挙権についても同時に引き下げて

行くべきだと思いますが、それはまた別の議論にして。

 

とにもかくにも、次の世代に引き継ぐ世代の議員として、彼らの選択肢に

適う政治家でいられるように今後とも弛むことなく努力していきたいと

考えています。

 

成田市議会議員

雨宮しんご

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千葉県議会議員

雨宮 しんご

Shingo Amamiya

  • 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型(さそり座)
  • はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
  • 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
  • 千葉県立富里高等学校
  • ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
  • 高千穂商科大学・明治大学公共政策大学院(修士)
  • 成田市議会議員 4期
  • 第41代 成田市議会議長
  • 第17代 関東若手市議会議員の会 会長
  • 第33代 成田商工会議所青年部 会長
  • 成田青年会議所OB
  • 千葉県中小企業家同友会東総支部
  • 千葉県富里高等学校同窓会 会長
  • 中学校PTA会長
  • 日本サーフィン連盟公認インストラクター
  • 海上安全指導員
  • ※歴任を含む

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