【子どもの貧困】生活困窮者の子どもはどんなに努力をしない一般家庭の子どもに学力で勝てない!?

カテゴリー政策
2017年11月29日 12:18




皆さんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。

今日は朝から市民要望を対応し、その後、議員団研修会に参加しました。

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テーマは「子どもの貧困」で、首都大学東京教授で、子ども・若者貧困研究センター長である阿部彩氏に講演をいただきました。

 

子どもの貧困については、2013年6月に「子どもの貧困対策推進法」が制定され、対策の骨格づくりが行われていますが、国として具体的に対象者に有効にリーチはしていおらず、基礎自治体の役割が大きいとうことでした。

 

「日本では7人に1人の子どもが貧困状態にある。」

という発言はとても衝撃的であり、資料を見ると、二人世帯で年収180万円、4人世帯で245万円が貧困ラインとなっていました。

 

最低限の衣食住で精一杯となり、学習塾に通ったり、旅行に行くなど、社会の中で「普通」とされる機会を得られない状態を「相対的貧困」というのですが、そうした、相対的貧困状態にある17歳以下の子どもの割合は、2015年時点でなんと13.9%もいました。

 

さらに深堀していくと、やはり、ひとり親家庭の置かれている経済状況が厳しい傾向にあることがわかりました。

 

厚生労働省が2017年に出した「ひとり親家庭等の現状について」によると、ひとり親家庭の相対的貧困率は50.8%となっており、ひとり親家庭の子どもたちの2人に1人が貧困状態です。 

 

子どもの貧困を放置すると、現在の0〜15歳児について、将来の所得の損失は総額で42兆9000億円と言われており、それによる財政収入の損失は15兆9000億円に達するというデータもあり、とても深刻な問題といえます。

 

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そしてこちらの資料。

ちょっとわかりにくいのですが、要約すると・・・

 

生活困窮世帯の子どもは、どんなに努力をしたところで、まったく努力をしない高所得世帯の子どもにさえ、学力で勝つことができない。

 

ということを示した衝撃的な事実を示した資料ですが、本当に悔しくなります。

こんな努力が報われない社会に明るい未来なんてありえません!

 

平成24年12月議会の雨宮しんごの一般質問

『所得格差に伴う教育・学力格差の是正に向けた取り組みについて』
・就学援助制度の充実
・所得格差に伴う教育格差の実情
・通塾時における助成制度創設

http://www.ama-shin.net/old-assembly/assembly/h24/12.html#01

 

わたしは、議員になる以前は予備校に勤めていましたので、その当時からの問題意識で今で言う「子どもの貧困」について取り上げてきた経緯があります。

 

今日の講演を聞いていると、子どもの貧困を解消するために必要なことは、子どもへの教育支援、そして困窮世帯への経済・生活支援、就労支援だと感じました。

 

また、このうちのどれか一つではなく、同時にバランスよく支援することが必要なことから、各部署横断的な連携による対策が求められることは言うまでもありません。

 

子どもの貧困は、虐待や不登校、非行など様々な問題につながるおそれがあります。

 

「子に過ぎたる宝なし。」

 

家庭環境が、子どもの将来に大きな影響を与えるからこそ、深刻化する前に支援の手を差し伸べることができるよう、実態把握はもとより具体的な対策について成田市としても考えていく必要性を感じた次第です。

 

その後は、議案説明会、一般質問打ち合わせ、市内事業者との打ち合わせ、懇親会、忘年会、青年会議所運動、忘年会と続いた一日。

 

明日も精力的に活動してまいります。

 

それではまた明日!

 

 






雨宮しんご

成田市議会議員雨宮 しんごShingo Amamiya

昭和53年(1978年)10月31日生
血液型/B型(さそり座)
  • 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型 (さそり座)
  • はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
  • 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
  • 千葉県立富里高等学校
  • ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
  • 高千穂商科大学・明治大学大学院 修士
  • 成田青年会議所・成田商工会議所青年部
  • 日本サーフィン連盟公認インストラクター
  • 海上安全指導員
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