成田空港の冬ダイヤ｜千葉県議会議員雨宮しんご

成田空港の冬ダイヤ

今日は空港対策特別委員会、教育民生常任委員会が開催され、それぞれ委員として出席しました。

空港対策特別委員会では２０１１年冬ダイヤについて報告を受けました。すでに報道されていますが、この冬ダイヤから成田空港では「同時並行離着陸方式」が１０月２０日からスタートする予定です。

また、昨年合意を果たした年間３０万回までの容量拡大を目指すべく、今回の離着陸方式の採用に合わせて、年間発着枠を２２万回から２３万５千回へと増枠します。

ただ今回の増枠で、いきなり２３万５千回を目指すわけではありませんが、１時間当た

りの処理能力の拡大を活かし、ピーク時間帯の緩和を見込んでいます。

さらに先日にはスカイマークが、成田空港と、札幌、旭川、那覇、福岡を結ぶ４路線を１０月３０日に就航するとの発表があるなど、「国際線だけの成田」からの脱却も図っています。

羽田空港国際化、尖閣問題、経済危機、そして東日本大震災と、このところ苦しい局面にある成田ですが、それに屈することなく着実な一歩を踏み出していくことで、この困難を乗り切っていけるよう、議会としても最大限の後押しができればと考えています。

なお、誤報が流れたということですが、今回の増枠においても騒音下住民の皆さまとの約束である、２２時台以降１０便については引き続き遵守する旨が報告されたことを付け加えます。

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千葉県議会議員

Shingo Amamiya