総務常任委員会行政視察三日目@盛岡市 行政評価でのロジックモデルシートの活用!指定管理者制度の第三者評価!!

カテゴリー視察
2018年6月29日 22:19




みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮真吾です。

 

総務常任委員会行政視察最終日となった今日は、盛岡市において「行政評価への取り組み」について盛岡市市長公室企画調整課の方々にご説明をいただきました。

 

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●行政評価の内容と目的

行政評価とは、政策や施策、事務事業からなる政策体系を対象に、その成果や実績などを事前・中間・事後と、適時においてその有効性や効果性を統一基準によって評価するもので、市民にまちづくりの現状と課題をしめし、市政の透明性を高める取り組みです。

 

●行政評価の反映

行政評価による結果は、総合計画の進行管理、予算編成に反映されていくことになります。

 

わが市においても、政策評価、施策評価、事務事業評価を対象に行政評価をしています。

従来(わが市)の行政評価によって得られる効果としては、

・PDCAサイクルによるマネジメントツールになる

・限られた財源をより有効に活用する成果重視の行政運営への転換

・環境変化に対応した経営資源配分の最適化

 

が上げられますが、そうした一方で

 

評価事務にかかる職員の負担感の多さ ←この意見、わが市でも職員からよく耳にします。

・基本事業の目標達成に向けそれぞれを構成する事務事業がどのように影響を与えあうかが不明瞭

・事務事業の優先順位付けやスクラップ&ビルドに結びつけにくい

 

といった課題が顕われるようになり、盛岡市では行政評価システムの見直しに着手されたということです。

 

●盛岡市の行政評価システム見直しの取り組み

「政策評価」の廃止

政策評価の結果に基づいて各施策を区分し予算を配分する「施策別予算配分方式」を取っていたが、効果的に機能しづらい。

配分枠を超える予算要求の常態化  ←わが市も同様です!

→重点配分施策、配分抑制施策の偏り

→複数の施策にまたがる政策課題への対応が困難

 

以上を踏まえ、予算の重点配分を施策単位から「戦略プロジェクト」構成事業単位に置き換えることで、より横断的な思考を加えるようにしたということです。

 

戦略プロジェクト評価の実施

これまでの政策評価は10年スパンと長期でしたが、取り組み期間を概ね3年間と定めて成果を上げるため、前年度実績を踏まえながら当該年度の評価時点における進捗状況を評価するようにし、予算編成への反映を翌年度から可能に!

 

盛岡市では独自のロジックモデルシートを作成し、「戦略プロジェクトの目的に貢献しているか」、「どの事業を重点化するべきか」を分析しています。

 

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盛岡市が作成した『ロジックモデルシート』。 これが非常にわかりやすい!!

 

事務事業事後評価の廃止と小施策評価の充実

・事務事業単位での評価では、基本目標の達成に効果があるか、各事業同士がどう影響を与えているのかがわかりにくい

・事業の優先度、スクラップ&ビルドに結びつかない

職員の評価事務にかかる負担が大きい

といった課題を解消するため、事務事業事後評価を廃止し、小施策評価をロジックモデルシートを活用して実施することにしたということでした。

 

これにより、政策の分析など例年同じような文言が並ぶコピー&ペース状態が解消。

新たにロジックモデルシートを作成する業務が追加されることになったものの、これまで1000事業ほどを評価してたものから、90施策へと絞ることができ、市民にとってはその効果がよりわかりやすくなり、職員の皆さんには大きな負担軽減につながっているということでした。

(定量的調査はしていないものの感覚的には50%程度負担軽減したとのこと)

 

市政の透明性、市民への情報公開という大義のもとに行われている「行政評価」。

市民のための事務事業・施策のはずが、職員の皆さんはその業務過多から、いつの間にか施策のための評価ではなく、評価するための施策になってしまってしまい、実感の薄れ、評価疲れとなっていることをしばしば耳にします。

 

これだけ行政評価システムの見直しに取り組んでいても盛岡市では、

「まだまだ予算編成に評価結果が有効に活用されているとは言えない。」

「評価結果がスクラップに結びついていない。」

ということでした。

 

せっかく行った行政評価の結果が、予算へ反映されなければその評価に費やした時間は徒労に終わってしまいます。

 

議会対策、既成事実を作るための形式だけの行政評価ではなく、成果が予算にしっかりと反映されるようにするために、例えば盛岡市のようなロジックモデルシートを活用することは、その一助となると思いました。

 

わが市においても適宜、行政評価システムそのものの見直しを図り、より実効性のある行政評価となるよう、しっかりと持ち帰り委員会で検討できればと考えています。

 

 

その後は「指定管理者制度の概要について」市財政部資産経営課の方々に指定管理者導入のまでの流れや、運用、導入効果についてご説明をいただきました。

 

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盛岡市では、指定管理者制度の第三者評価を実施していて、公の施設としての管理水準の維持向上を図るために、公正かつ客観的な視点を入れることで、サービスの向上に努めています。

 

公募による指定管理者は、企業努力や競争原理が働いた団体ですが、学識経験者や利用者といった第三者の視点で、指定管理者の管理運営の状況や実績を検証・評価し、その結果を管理運営や業務改善に的確に反映させていくことは、とても有意義だと思います。

 

ですが、指定管理者には公募が行われていない団体も少なくありません。

 

いわゆる「例外規定」によって指定されている団体ですが、その場合、前者とは状況が異なるため、管理業務水準などのノルマが曖昧になってしまわないか、市や第三者評価が的確に行われるのか(行えない)可能性が孕んでいるのではないかと感じてしまいました。

 

行政と外郭団体の馴れ合いの解消や、非公募団体における指定管理者の評価手法については、第三者評価を置くこともそうですが、やはり原則公募へと切り替えていくことで競争原理を働かせることが有効ではないかと感じた次第です。

 

ただ、指定管理者制度にはベストな評価方法はなく、事案ごとに最良を判断する必要があります。

その意味では、ベストよりもベターを模索することが現実的であり、これからも試行錯誤が続くことになると考えます。

今日の取り組みを参考に、わが市における最適な指定管理者制度の在り方について検討したいと思います。

 

 

視察を終え、盛岡名物の「わんこそば」に挑戦しました。

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最高は500杯とのこと。

 

薬味を入れたり味わうと、なかなか量が進みません。

『はい、じゃぁんじゃん。』

『はい、どーんどん。』

『あら、お客さん。フタ閉めないと終わらないのよ。注いだら残さず食べてね』

っと笑顔で準備をしている店員さん♪

 

良い経験をさせていただくも、わたしには45杯で限界でした。。。

まんぷくまんぷく!






雨宮しんご

成田市議会議員雨宮 しんごShingo Amamiya

昭和53年(1978年)10月31日生
血液型/B型(さそり座)
  • 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型 (さそり座)
  • はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
  • 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
  • 千葉県立富里高等学校
  • ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
  • 高千穂商科大学・明治大学大学院 修士
  • 成田青年会議所・成田商工会議所青年部
  • 日本サーフィン連盟公認インストラクター
  • 海上安全指導員
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