総務常任委員会行政視察@一関市 きめ細やかな移住定住環境整備(空き家バンクなど)

カテゴリーblogs
2018年6月28日 22:11




みなさんこんにちは、成田市議会議員の雨宮しんごです。

 

総務常任委員会行政視察二日目の今日は、一関市に移動し、「移住定住環境整備事業について」まちづくり推進部いきがいづくり課ふるさと定住係の職員の方よりご説明をいただきました。

 

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●移住定住環境整備事業の内容

一関市では、移住定住環境整備事業として4事業を展開しています。

 

・移住定住促進事業

空き家バンクの運営、暮らし体験ツアー(年二回)、相談会などの実施

 

・移住者住宅取得補助金

住宅を建築、購入した移住者への助成金で、諸条件はあるものの家族構成や市内業者施工時などに補助金が加算(29年度実績約5000万円)

 

・空き家バンク登録住宅改修等補助金

3年以上空き家となっている物件を空き家バンク登録するために必要な改修などの費用を補助(補助率1/2、上限20蔓延)

 

・いちのせきファンクラブ事業

一関市を知ってもらうため、「あばいんクラブ」への加入促進、SNS対応。年会費1万円に対して基本特典(観光情報や地域情報)+選択特典1.4万円分(宿泊、特産品など)を提供

 

●複合的な施策展開が市の認知度向上に寄与している

漫然と空き家バンクを運営していてもなかなか利用者、登録物件が集まらない中で、一関市では、「移住」という目標に向けて複合的な施策展開を講じているのが特徴的でした。

 

体験ツアーの開催や相談会といった移住者支援はもとより、ふるさと納税よりも還元率が高い(140%)ファンクラブを設立することで、堂々と市をPRしている自治体は決して多くありません。一関を知ってもらい、興味・関心をもってもらう。まさにファンになってもらう施策は、移住に向けた段階的な支援策としては有効だと感じました。

 

●関心→訪問→地域に慣れる→移住→定住の要所でのフォロー体制

移住のステップは基本的に「関心→訪問→地域に慣れる→移住→定住」というステップを踏むのですが、一関市ではそれぞれのステップに応じた施策がちりばめられていました。

 

・関心     → 移住相談、ファンクラブ

・訪問     → 移住体験ツアー、ファンクラブ

・地域に慣れる → 移住体験ツアー

・移住、定住  → 空き家バンク制度、移住者住宅取得補助金など

 

仕分けると上記のようであり、それぞれのステップに応じた支援体制が構築されていました。

 

●今後の展開

少子高齢化が進む中、定住支援策の手を緩めることなく推進する予定も、近年は自治体間の政策が平準化しているため、差別化を図る必要があるとのことでした。

 

一方で、これまで培った経験値から、Uターンなど何かしらつながりがあって移住する方が多く、また、新規就農希望者や、農村移住希望者(農業による生計確保を目指さず、農的暮らしを求める人)が多いことから、そうした傾向を踏まえた上での施策展開を検討しているということでした。

 

●成田市における空き家バンクの展開

我が市においてもこのほど空き家バンクを設立し、空き家問題の解消に向けて動き出しました。

 

一方で、わたしの過去のブログでも指摘している通り、

 

「空き家対策には「空き家バンク」? どこまで自治体が担うべきなのか。」

http://www.ama-shin.net/blogs/policy/5241/

 

ほとんどの自治体が登録件数不足、利用者不足という課題を抱えており、制度だけが先行してしまっていて利用者である国民に周知・浸透していない傾向があります。

 

一関市は「移住」を目的にしており、成田市は「空き家の解消」を目的と、同じ制度を活用しつつも抱える問題が根本的に異なるため、一概に比較することはできません。

 

ですが、空き家バンクを運営することで空き家問題の解消の一助とするためには、やはり段階に応じて一関市のように「移住者住宅取得補助金」の創設や、「空き家バンク登録住宅改修等補助金」といった、移住者への支援、空き家バンクへの登録を促す施策を講じるべきであると感じる機会となりました。

 

その後は、すぐに盛岡市へ移動するため世界遺産に登録された平泉・中尊寺の金色堂、毛越寺をみることはかないませんでした。

 

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せめてもと駅舎の模型をパシャリ。

 

 






雨宮しんご

成田市議会議員雨宮 しんごShingo Amamiya

昭和53年(1978年)10月31日生
血液型/B型(さそり座)
  • 昭和53年(1978年) 10月31日生 血液型/B型 (さそり座)
  • はくと幼稚園・成田市立吾妻小学校
  • 吾妻中学校・平成3年「少年の翼に入団」中国国際交流
  • 千葉県立富里高等学校
  • ニュージーランドPapakura High Schoolへ1年間留学
  • 高千穂商科大学・明治大学大学院 修士
  • 成田青年会議所・成田商工会議所青年部
  • 日本サーフィン連盟公認インストラクター
  • 海上安全指導員
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